みなさん、人生で一番の挫折 って覚えてますか?
私は… 短大進学で人生初の大きな挫折を味わい、気づけば体重も人生最大の82kgになっていました。
今振り返ると、これは 摂食障害が悪化したきっかけ でもあったのかもしれません。
それまでの私は、優等生の「いい子ちゃん」

小さい頃から勉強ができて、親や先生の期待にも応える「優等生」タイプ。 高校までずっと「いい子ちゃん」として生きてきました。
ところが、短大に進学した途端、すべてが崩れ去ります。
- 過保護に育ったので、一人暮らしのストレスがヤバすぎた!
- 周りは知らない人ばかり。環境に全くなじめない!
- 高校まで優等生だったのに、短大ではそれが普通。落ちこぼれの恐怖!
- 課題、実習、予習復習で寝る間もない…ついていくのが精一杯!
「頑張らなきゃ…」と思うほど、不安に押しつぶされそうになり、 それを紛らわすように 過食 が始まりました。
気づけば人生最大体重の82kg!
ストレスからの過食は止まらず、授業に行くのも辛くなり、 いつしか寮の部屋から出られなくなりました。… もう、ついには 短大を辞めてしまいました。
実家に戻ると、そこにはさらに辛い現実が待っていました。
父の失望、そして自分への絶望
父は私に失望し、怒り、悲しんでいました。

それまで優等生で「良い子」だった私は、期待を裏切る形になってしまったのです。 でも、それ以上に 私自身が自分に絶望していました。
「こんなはずじゃなかった」「私はもっとできるはずだったのに…」
そんな思いを抱えながらも、何もできずに部屋に引きこもり、 過食と眠りを繰り返す日々。
過食して眠る…ひたすら繰り返した2年間
とにかく食べて、眠る。 お腹が苦しくなるまで食べて、動けなくなって、そのまま眠る。 起きたらまた過食して、また眠る。
現実逃避だったのかもしれません。 でも、食べていないときはとにかく眠くて、ひたすら眠っていました。

パソコンもスマホもなかった時代。 テレビもない部屋で、何をしていたのか自分でもよくわかりません。
ただ、食べては眠る、その繰り返し。
気づけば 1年後には体重82kgに!!
体重計を見た瞬間、目を疑いました。
「嘘でしょ!?何かの間違いでは…?」
慌てて全部脱いで裸で体重計に乗ったけど、間違いではなかったんです。

着られる服がなくなり、最終的に 男物のウインドブレーカーや登山ウェアを着て外出するハメに。
しかもナイロンだから、 歩くたびにシャカシャカ音が鳴る。
「登山なんかしないし、スノボもするわけないのに…」
今思うと 黒歴史すぎる…!!
どうやって復活したのか…記憶がない!?
人生始まって以来の超特大な挫折のショックと絶望。
正直、どうやって復活したのか、記憶がはっきりしません。
でも、「このままじゃダメだ」「わたしはこんなんじゃない!」と 思っていたのは確か。
22歳、清水の舞台から飛び降りる気持ちで就職!
「もう後がない」「自分にがっかりしたくない」「失敗できない」という思いで、 必死のパッチで社会に戻りました。
…とはいえ。
この後の人生で もっともっと絶望する出来事が山盛り起こるんですけどね。
甘いな~、若い私…
「じぶんはこんなんじゃない!」「もっとできるはず」なんて
ほんと可愛いわ~。頭ひっぱたいてやりたいわ。
「絶望のドミノ倒しが始まるのはここからですからね!!!」
(続編、ありそうな予感…)
あなたの「人生最大の挫折」はなんですか?
みなさんも 「人生で最大の挫折」 を経験したことはありますか?
そして、その後 どうやって立ち上がりましたか?